電子制御って安全確保できてるのかな?
トヨタのプリウスがブレーキの効きが悪い!と言うことでリコールで電子制御のプログラムの書き換えを行っています。
でも、電子制御ってプログラム以前に装置として安全なのでしょうか?
写真は、むかーし作ったパソコン。
8ビットのCPUでメモリー16kbyte、カセットテープからプログラムをロードして動かすのですが、このロードするプログラムはパネルのスイッチを使って直接メモリーに書き込むのです。
夏の暑い時期に動かすと、数日後には誤動作したのを良く覚えています。
月にまで行ったアポロの電子制御は3重系だったと記憶しています、これは3つのCPUが同じ結果を出すのを確認してから制御するってことなのです。
最近は、携帯電話から始まってデジカメ、テレビ、車、飛行機までCPUによる電子制御で出来上がっています。
フェールセーフという言葉があります。壊れるとき、安全方向に壊れましょう!ってことですが、これができていれば安全確保できている!とすると、デジカメ、携帯電話、テレビについては壊れたときに燃え出さなければ好い!くらいで済みますが、車とか飛行機はどうなのでしょう?
フェールセーフという考えが浸透しているのは鉄道の制御システムで、ポイントとか信号制御を行う電子連動装置はCPUの故障or誤動作に備えて、2重系構成で構成されていて、おかしいと判断したら信号を赤にして電車はすべて停止させるように作られているようです。
車の制御システムが多重系で構成されているなんて話は聞きませんよね。故障とか誤動作した場合どうなるんでしょう?
それに、
電車のようにおかしい!と思ったら停止!
というのは追突される危険などと考えると、車では安全方向の制御とはなりません、さらに深刻なのは飛行機、停止したら墜落ですからね。
車の電子制御についてネット検索していて、ふと危険なんじゃないかな?
と寒くて外に出る気がしない週末に思ったのでした。
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コメント
「3つのCPUが同じ結果を出すのを確認してから」
…ってことだと、1つでも壊れると動きませんよ?
ハードディスクで言うRAIDのようなもののはずだと思っていたのですけど…
同じ稼働率のシステムを使えば
直列システムの稼働率 < 並列システムの稼働率
投稿: ?? | 2010年2月13日 (土) 16時03分
コメントありがとうございます。
最近、あやしいサイトへ誘導するようなコメントばかりなので、コメントは受け付けないようにしていました。
間違った制御をしないための多重系ですから、1つが違う結果をだしているなら、制御は安全方向に動かす、冗長性を確保して耐故障性を高めようとするRAIDとは違いますよね!
アポロは不一致したら、人間系に判断ゆだねる!って感じだったような記憶があります。
投稿: nob | 2010年2月13日 (土) 18時42分