古いアルミ電解コンデンサー
古い電源のスイッチを入れる!、、、怖いですよね!
これはPS-500というTRIOのTS-500用の電源で40年以上前に作られたものなんです。
経験的に一番あやしいのがAC側に入っているオイルコンデンサ、
でもこれは、ちいさいので破裂してもたいしたことはありません。、、?
次にあやしいのは高圧大容量のブロック型の電解コンデンサー、
これも、端子版に防爆弁があるので、通常はこれが動作するので、それなり?
一番怖いのはトランスの下に2つ列んでいるチューブラのコンデンサ、
これが破裂すると、大きな音とともに周りにアルミ箔が散乱して、もう大変!!
まっ、ある程度大きな電解コンデンサはいきなり爆発するわけじゃなくて、
発熱してから爆発するので、注意していれば事前に察知できます。
さもなければ、ヒューズが飛びます。
で、今回は、、チュウブラ型の電解コンデンサーが、平滑用の抵抗の前後で電圧に違いが、、
無負荷ですから、、、リークしている! たしかにうっすらと暖かいような、、
電解コンデンサーには自己修復機能があるので、それに期待することに、、、
暖かくなるのを押さえるために断続的にON/OFFを繰り返すことにしました。
2時間くらいで、リークが収まったので、今回はなんとかこのまま使えそう!
電解コンデンサーはアルミの酸化皮膜を誘電体としています、
でこの酸化皮膜は電解液のおかげで電圧をかけると自己修復できるのですが、反面、電圧がかかっていない状態で放置されると、この電解液で皮膜が壊れはじめます。
ということで、高温下で長い時間放置された電解コンデンサは未使用品でも、使用に際しては十分注意する必要があります。
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