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2016年9月15日 (木)

中国製真空管、811Aのバラツキをチェックしてみた。

よく、中国製とかロシア製の真空管はバラツキがすごくあるよ!
って話しを聞きますが、本当はどうなの?
ってことで、811Aプッシュプルのアンプを作っているついでに、ザックリと調べてみた。
音質がどうのこうのって話しじゃなくて、
負荷をかけたときに、プレートが同じように赤くなってほしいな〜〜! そんなレベルの確認です。
Dscf0888s
テスト条件は極めて単純に、
プレート電圧480V,バイアス25Vのときにプレートに流れる電流の測定。
テストは10本
111mA(37)・・・3本 
114mA(38)・・・4本
117mA(39)・・・2本
123mA(41)・・・1本
測定したメータはフルスケール100mA(クラス2.5)に自作のシャント抵抗でフルスケール300mAとしたもの。
かっこ内は実際の読み取り値、37mAの場合は3倍で111mAとなります。
メータの1メモリが4mA間隔なので9本はメモリとメモリの間に収まっていたわけでそれを無理矢理読み分けました。
ということで、
10本中9本は誤差範囲、1本は少し違うかな?ってとこでした。

バラツキの一番大きい組み合わせで動作確認。
出力トランスの直流抵抗の大きい方に良く流れる真空管を使ったりしてますが、出力電圧のバラツキは確認はできません。
動作条件もプレート損失以下なのでプレートも赤くならないし、
音質をさほど気にしない変調器には十分かな?
パワーはオシロで見て正弦波(1.3khzの口笛)が歪まない範囲だと、120mA位で使うのが一番パワーがでるようです。

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