レコード針の比較
古いレコードプレイヤー(マイクロ精機のMR-411)のカートリッジの針(M-2100/5)を交換をしたかったのだけど交換針が入手できない。
ってことで、オーディオテクニカのヘッドシェル付きのAT-VM95E/Hを購入。
M-2100/5とAT-VM95Eと比べると、
前者の方が力強い感じだけど、
分解能が悪いような?
これって、丸針と楕円針の違い?
この違いが気になって
追加で丸針とラインコンタクト針(無垢マイクロリニア針)を入手。
記念に写真を撮ってみたらM-2100/5まだまだ使えそう。
感想
丸針(AT-VM95C)、
同じ丸針のM-2100/5よりおとなしい。
っていうか、他の針も同じ感じなので、M-2100/5が元気なだけ?
AT-VM95Cの方が分解能が良いような気がしていたけど,新しいカートリッジってことで依怙贔屓(えこひいき)していたみたい、音質的にはM-2100/5が好いかな?
分解能は他の針より落ちるような感じはありますが、力強い音になりやすい針。
楕円針(AT-VM95E)、
良くも悪くも丸針と無垢マイクロリニア針の中間。
って言うか、、、どのレコードでも好いんだけど凄く好いと思うことはない。
レコードを選ばない万能針。?
無垢マイクロリニア針(AT-VM95ML)、
丸針、楕円針と比べると音が小さくなるので、力強さがなくなったような気分になるけど、同じ音量にすれば問題なし。
今回の比較の中では1番分解能が高くてクリーンな音。
レコードによっては、ダントツで好いと思えることがあります、レコードを選ぶ針。
M-2100/5、
ヘッドシェルの交換になって調整が面倒なので、 同じ丸針のAT-VM95Cとしか比較していない。
針の形状比較でなく、どの音が好きかって話しなら、
最近づーっとこの針だけでフォノイコライザーのオペアンプ比較をしていたので、
この音に愛着があるみたいで、これが好い!
趣味の話しでコスパを考えるのも変なはなしだけど、
無垢マイクロリニア針の針交換時期は1000時間、楕円針は300時間。
これを考えると無垢マイクロリニア針と楕円針はコストの差がない。
レコード針の違いを聴いた環境
耳、11kHZまでがやっと聞こえるローパスフィルター付き。
スピーカー、タンノイのイートン。
アンプ、2A3シングルの真空管アンプ。
イコライザー、NJM5534を使った自作品。
(マイクロリニヤ針だとフォノイコライザーのオペアンプの違いがハッキリするような気がして聞き比べして、1番相性が良いような気がした。)
レコードプレイヤー、マイクロ精機のMR-411
フォノイコライザーのオペアンプでも感じたことだけど、
どの針も遜色のない良い音です。
まっ、どれを選択しても不満は感じないので、
その日の気分で使い分けして楽しもうと思います。
と最後に身も蓋もない話しをして、おしまい!
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